Iwakuni BrandNo.6高森牛
いつもの食卓に、ちょっといいモノを。
日本一にもなった上質な味わい・高森牛
明治時代、高森牛の産地・岩国市周東町では牛の競り市場が開かれるほど食肉産業が盛んになり、「高森の肉は美味い!」という評判を得ていたと伝わります。
現在、高森牛は玖西食肉研究会により生産・出荷管理等が行われています。その品質を保つため、肥育環境から加工まで、厳しい規則が定められ、これをクリアしたものだけが高森牛を名乗ることができます。
その肉質は、甘味とコクがあり、周辺地域はもとより、最近では全国から注目を浴びています。
2008年(平成20年)、2016年(平成28年)には、全日本牛枝肉コンクールにて、高森牛生産者が名誉賞を受賞しています。また2021年(令和3年)には全農肉牛枝肉共励会にて最優秀賞を受賞しました。
高森牛の生産者は日々、弛まぬ努力を重ね、健康的で美味しい牛肉の生産に励んでいます。また、昔から地域の保存食として親しまれた干し肉や、厳しい衛生基準をクリアした牛タタキ。最近では、ドライエイジング熟成肉なども生産され、多様な食べ方で楽しむことができます。
「と畜する」とは?
大切に育てられ、大きく成長した牛。いつも美味しく食べているお肉。この2つは、同じいのちです。牛がお肉になるのに欠かせないのが、牛を解体し肉に加工する「と畜」という工程です。しっかりとした健康状態のチェックと、衛生的な環境の中で作業は行われます。お肉以外の皮は加工用や、血は医療検査用にと無駄になる部分はありません。一つのいのちを大切に、加工していきます。
牛一頭一頭の状態を見ながら成長を促します。
各農家で飼料にもこだわるなど差異化を図っています。
甘味とコクのある高森牛は様々な料理に合います。
関連行事の紹介
畜魂祭(ちくこんさい)
食肉加工所の前には牛の魂が祀られた石碑があり、毎年牛の御霊を鎮める畜魂祭が行われています。
食肉フェア
秋には食肉フェアが開催されます。玖西連合牛肉共進会での最優秀牛の一頭丸焼きが行われ、地域の子ども達の食育の場にもなっています。