シャキッと軽く、濃厚で甘い。
歯ごたえも粘りも最高一級品です。
岩国れんこん生産者
中尾正浩さん
土がいいからモノがいい
自然からのいただきものです
岩国れんこん農家の二代目となる中尾さんは、れんこんづくりの特徴として、土との相性が良いという。他の地に持っていっても同じようには育たず、おいしくならないそうです。 岩国の土は小石を含んだ泥土であるため、収穫方法としては、手掘り作業になります。特製の鍬を使って、一つひとつ丁寧に収穫していきます。
手掘りでていねいに
れんこんは地上から10~20センチほど下に根を張っているので、まずは、ユンボを使って表面の10~20センチを掘りおこします。 でも、機械を使うのはここまで!この先は特製の鍬を手に掘り返していきます。長年の勘から中尾さんには根の位置が分かるそうです。 手掘りになるため、収穫は重労働。でも中尾さんは言います。「よいもの。おいしいものを食べてもらいたいから、手は惜しみません。 やるべきことは全てやって、おいしい岩国れんこんをみなさんに届けたい」
れんこんと言えば
「岩国れんこん」と言わせたい
中尾さんは岩国れんこんの知名度をもっとあげてブランド化し、付加価値を付けていきたいと考えています。 れんこん作りに、子育てと同じくらい愛情をかけている中尾さんは、日々おいしいれんこんを作るための研究を惜しみません。 また、収穫体験なども行っており、れんこん栽培を身近に感じてもらえる場を提供し、色々な人に岩国れんこんの良さを伝えています。
株式会社マルナカ
代表取締役/中尾正浩さん
■プロフィール 岩国れんこん農家の二代目。小学校で行う植付け体験などに指導者として参加し、子どもたちに岩国れんこんの良さを伝える。いずれは東京進出を目標に、現在は宇部市などに出荷している。オススメするれんこん料理は天ぷら。