昔から変わらないふるさとの味を
次世代へ伝えていく
岩国寿司/岩国生活改善実行グループ連絡協議会
江本 宏子さん
親から子、そして孫へ
伝え守る郷土の寿司
江本さんが顧問を務める岩国生活改善実行グループ連絡協議会では、次世代へ郷土の味を伝えるため、市内の小・中学校や地域の集まりで岩国寿司を伝えています。一口に岩国寿司と言っても具材や味付けは家庭や地域によって異なります。江本さんたちが作る岩国寿司の特徴は少し辛めでれんこんをたっぷり使っているところです。
変わらない味を伝える
昔から変わらない味を伝えるために、この日は、愛宕小学校の生徒と一緒に岩国寿司を作りました。岩国寿司専用の木枠にみんなで具を詰めていきます。地元の名産である岩国れんこんをふんだんに使い敷き詰めていきました。木枠にすべてを詰めると蓋をし、押し寿司にするため、最後に全員で蓋の上に乗って圧をかけてできあがり!みんなそれぞれの工程やコツを楽しく学びました。
どこへいっても
郷土の味を覚えていてほしい
簡単に岩国寿司を作る方法として、牛乳パックを使う方法があります。一つのパックで5段5人分が作れます。江本さんたちはこの簡単な方法を広め、岩国寿司が再び身近なものとなるよう、これからも次世代へと伝えていきたいと願っています。
岩国生活改善実行グループ連絡協議会
顧問/江本 宏子さん
■プロフィール 岩国生活改善実行グループ連絡協議会の顧問として、小・中学校や地域に出向き、 岩国寿司の作り方の普及活動を行っている。最近では牛乳パックで簡単に作れる方法を広めるため、 講習なども積極的に行っている。